■ 2015/05/05 快晴、単独、九千部山842m 、コースは グリーンピアなかがわ→(桜谷ルート)→頂上→三国峠→七曲峠→旧385線(坂本峠)→グリーンピアなかがわ
■実は、予定したコースは 反対回りを考えていました。「福岡県の山-山と渓谷社」の登山地図に従い駐車地より旧道385線を下り、登山口を目指しました。向かいのダムの見える途中で工事現場の方が車から、どこに行かれるのか尋ねられました。ここで、登山口(=385線より七曲峠に行く近道)はダム・道路工事で侵入できないことを知り、きびすを返して駐車地に戻り、そこから「桜谷ルート」で登りました。帰路はトンボ帰りで下るか、あるいは、「うるし谷ルート」で下るかは頂上で考えることにしました。
■「桜谷ルート」は川沿いの道で、川の瀬、滝の音を聞きながら、ひんやりした空気で満たされた空間は浩然の気を養わせてくれます。また、急坂も無く歩きやすい道でした。教科書時間は1時間20分と書かれていますが、無理の無いマイペースでは2時間かかりました。
■頂上のヤグラ展望台からは360度のパノラマが楽しめますが、食事しながら展望を楽しむことか゛出来ないのが残念です。
■頂上で食事をしながら、下山はどのルートでと考えておりました。後ろで食事していた同年代の方に「うるし谷コース」の分岐はどの辺か、問い合わせたところ。その方 (長崎の人・この山最初・登山経験2年)は登る途中、カメラでその分岐標識看板を撮り、それを見せて下さいました。それならと思い、一緒に下山すれば必ずその方がその分岐を示してくれるものと思い安心しました。
下山途中、分岐が気になり、私は行き過ぎたのではないかと、二度も長崎の方に尋ねますが、「その箇所はまだ」の返事があり、おかしいと思いながらさらに進みました。とうとう、彼自身も同じ疑心を抱き、上り登山者を捕まえて尋ねたのでしょう。そこで初めて、そこを過ぎてしまったことが判明しました。時はすでに遅し。余りにも距離がありすぎて、戻るにも戻れなくなってしまいました。結局、三国峠の最後まで付き合う羽目になりました。(詳しくは詳細画像エリアを参照ください。)
■私は、ゴールが遅くなっても構わないと思っておりますが・・・・。ただ心配することは、七曲峠から385号線に行く近道が現在行けるかどうか。安全を期し坂本峠に行けば時間が倍かかる。また、5時に閉門されるところのグリンーんピア入り口の最下駐車地はゲートがあったかどうかが心配でした。記憶を辿り再考して、"それは無い(上にある)" を意識しました。 (帰着した時、ゲートは駐車地の後上方にあり、ゲートはすでに閉まっておりました。)
■結局、計画しました、往路・帰路ルート(385線→七曲峠→石谷山→九千部山→(桜谷ルート)は計らずも、結果的に石谷山を除いて反対回りで回ったことになりました。そしてその報酬として、道路事情により旧385線からの侵入登山口の変更(坂本峠近く)を知ることになり満足しています。長崎の方に感謝申し上げます。

[2016/06/00  追記]    「福岡県 山と渓谷社」の九千部山 登山地図 は改定版として、上記の地図のように変更                      されていました。ことを知らせいたします。 


地点148

九千部山 (桜谷 コース→七曲峠)・・・・・(宇部M)

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